写真の巣落ち防止棒は上から7段目です。
上の写真のように、良く見ると冬の団塊は気のせいか、なんとなく幾十ものベルトのように楕円の無数のグループに分かれているようにも見えてきます。これは、既視感! グループに分かれ、温度が低い外側の働きバチと、比較的暖かい中心部や内部の働きバチが入れ替わっているのでは?
このことを考えたキッカケは、以下「コウテイペンギンの集団ハドル」記事を見たことです。https://karapaia.com/archives/52216949.html 参照
『そんな場所で産まれたばかりのヒナを大切に暖めていくのがコウテイペンギンのオスたちの使命である。彼らは過酷な寒さをしのぐため、「ハドル」と呼ばれる円陣を作って互いを暖めあっている。「おしくらまんじゅう」のように密集した状態でギュッと体をくっつけて、互いの体温で寒さをしのぐのだが、このハドルは少しずつ移動している』との説明です。
一方のミツバチは、「ミツバチは、冬の寒さをしのぐために、働き蜂たちは巣箱の中で体を寄せ合い、羽の付け根にある飛翔筋という筋肉を、微動させ熱を起こし、団塊の中温度を常に30度前後に保ちます」との説明です。わたしはいつも不思議に思っていました。それでは、いつも塊の外側の働きバチが、寒さに震えタイヘンだと! いつも同じ弱い個体が、貧乏くじを引かないようする工夫はあるのでしょうか。
そこで、質問です。
■巣箱の中の「おしくらまんじゅう」について、想定されることは、3つのようなものです。
❶交替している。
❷たまたま、弱い個体が外側に押し出されているだけ。
❸外側にいる個体は、掃除~採餌活動までに一連の基本的な分担のように、老齢の働きバチが分担している。
以上の三択のどれでしょうか? それとも「それは、根拠なき思い込み」など、上記の三択以外に考えられることは、ありますか?