投稿日:11/13 23:28, 閲覧 117
DK群マイペースというか独特というか、、、、よく分からん群れ。
【昨年の様子】
昨年の5月中旬に自然入居。
6月下旬くらいまでに1段目の半分までの長さの巣板を5枚くらい作って、夏には活動休止。ダメかと思いきや、気温が下がった9月下旬頃から再び動きが出て、若い蜂が増えだした。そして10月下旬には小群なりにきちんとまとまった蜂球もできるようになり、何とか1段分一杯くらいで越冬(給餌無し)。
【今年に入ってから】
2月には出入りが活発になり、暖かい日中には時騒ぎも見え始めた。しかし、その後アカリンで半分以下に減少。幸い、治療&給餌後に復活すると、それまでやっと2段目の巣落ち防止棒に掛かる程度だったのが、3週間ほどで一気に3段一杯まで増巣した。
今年5月末に初めて分蜂。こんなに増えたの?と驚くような大きな蜂球だった。そのまま5m先の待ち箱に入居してくれた。
<5月30日>
しかーし、入居後1週間ほどでいびつな形状の巣板を一気に作り上げたと思ったら、再び7月には活動が不活発になり、蜂数も激減。一時的にチョロチョロッと雄蜂が出現したりもした。同時期に跡取り娘が継いだはずの元巣は消滅。
<6月6日> 入居後間もないのに2段目の巣落ち防止棒に達している。
←(追記)今、Michaelさんの日誌を拝読して、「ん!!」と思ったのが巣落ち防止棒のクロスした下にぶら下がっている「蜂柱」。
<6月27日> それでこれなら安心、、、と、思って居ました。
<7月19日> しかし、7月に入ると、、、何かヤバくないっすか?ヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ!!
8月末には深刻なレベルで巣板が露わになるも、何とか夏を越した。もうダメそうに見えるのだけど、それでも不思議と蜂達は統制のとれた動きをしているし若い働き蜂もいるので、女王蜂がいることはいるのだと思った。
<8月5日> もうダメなのか、、、
<8月23日> 内見するのが辛くなってきた。しかし、不思議と蜂達は落ち着いていて、無王群とは様子が異なる。疾病が疑われるような症状を呈する蜂もいない。
9月、下旬になり漸く最高気温33℃を下回るようになると、再び活動を開始。
<9月27日くらい?>
10月上旬に2週間ほどオオスズメバチに付きまとわれて籠城。幸い、10mほど先に黒蜜を発酵させたスズメバチトラップを設けたら、スズメバチは其方へ向かうようになり、巣箱へは来なくなった。そして再び活動開始。セイタカアワダチソウの花粉をセッセと搬入。昼の12時過ぎにはささやかながら時騒ぎも見られる。
<10月22日> そんなに増えている感じはしないが、活発に花粉を搬入している。
数日前から不要な巣板の削除を始めたようで、底板に巣屑が積もっている。今週は今日まで日中23℃~26℃と暖かいため、月曜日からてんさい糖・キビ糖・黒糖・蜂蜜・メープルシロップ・上白糖(要は台所にあった甘いやつ全混ぜ)にビタフィード・ゴールドを混ぜた水:糖分=5:7の糖液を与えてみている。昼、豆腐の容器に八分目ほど注ぐと夕方には空だ。来週以降ぐっと気温が下がるので、花粉パテと固形の餌に切り替え11月いっぱい与えてみる。それで、2月中旬くらいになったら給餌を再開する予定。
<11月11日> 巣板を囓って落としている。左下の巣板が結露でカビだしている?できれば切り落としてやりたい。
空の容器に糖液を注いでやったら直ぐに群がってきた。緩効性の固形餌も載せているけど、こっちより糖液の方が人気。
単純に女王蜂が強健では無い??あるいは、女王蜂の交尾数が少なく体内の精子数が少ないので、種の存続のために必要最小限の蜂数・貯蜜で切り盛りし、蜜と人員を増やすのは越冬前、繁殖シーズンだけという戦略をとっているのだろうか??
時々、『こんな人間の介入が無ければ自然営巣下では淘汰されてしまうであろう虚弱な群れ、蜂蜜も採れない不良債権的な群れを維持しようと試みる合理的理由はなんだ?』と自問する。答えはまだ出ていない。
DK群は自分の初めて捕獲した群れからの分蜂群で、いってみれば女王蜂が赤ん坊(ウジ虫)の頃から飼ってきた群れだ。だから情が湧いてというのもある。幸い、家族も私の趣味を大いに受け入れてくれている。同時に、自分は養蜂の経験・知識も浅く、また確たる養蜂哲学もない。人間の介入でできることも止め時も分かっていないため、興味の赴くままに流されて、経緯・観察を楽しんでいるというのもある。
ただ、取りあえず流されてみるが、原則に据えるべき事はあって、明らかに疾病が疑われるときは家畜保健衛生所で診断を受け、箱終いも甘受する。
abeja55
愛知県
子供の頃からミツバチに興味があり、いつか養蜂をやってみたいと思っていました。2023年3月にやっとニホンミツバチの群れを捕獲し、念願の自群養蜂生活がスタートしま...
abeja55
愛知県
子供の頃からミツバチに興味があり、いつか養蜂をやってみたいと思っていました。2023年3月にやっとニホンミツバチの群れを捕獲し、念願の自群養蜂生活がスタートしま...
Michael(ミカエル)さん こんばんは。
詳細にご教示下さり、ありがとうございます。m(_ _)m
越冬前・中・後の給餌方法など、セイヨウミツバチ養蜂の知識がニホンミツバチにも応用できるのかなと、現在一般的な養蜂のテキストに当っています。Michaelさんのお薦めテキスト等おありでしたら是非ご紹介下さい!
>>1年に1段殆どしか巢板が伸びないcolonyを今年5年目突入4年目にして初めて蜜切をしましたw
それでも蜜切りできるまでに育ったんですね!そこまで長い目で見守ったMichaelさんやっぱり凄い!ヽ(≧▽≦)ノこういう群は、母親の低産卵の性質を跡取り女王も引き継いでしまうのでしょうか?
うちのこのDK群の元巣は末っ子の跡取り女王(恐らく三女)は、結局この7月に消滅しました。また、長女女王の群れも強制捕獲できたのですが、分蜂後直ぐに薬害に遭った様子で消滅してしまいました。私の飼育下では、昨年からのこの母親群(2年目女王)のみが生き残っている状態です。うまく来年分蜂してくれたら、その子孫達の群れがどうなるのか、引き続き観察したいものです。
>>越冬はそのcolonyにあった量の貯蜜量と蜂球の温度が維持出来れば越冬出来るのです
すると、小群よりも現時点で一見元気そうな強群の方が、寧ろ兵糧枯渇のリスクが高いわけですね。実は近隣でニホンミツバチの養蜂をされている方達の間で、今期の貯蜜不足が話題になりました。現在巣板3,4段分の今春分蜂群で、セイタカアワダチソウの流蜜を過ぎた今でも、上段がスカスカだそうです。スカスカな原因は他にもあるかもしれませんが、実際地域の蜜源が人間の目に見えているより不足している可能性もありますね。うちも4,5段群(今年度は採蜜していない)の貯蜜状況をチェックしたいと思います。
>>この冬はトリプル感染が危惧されています
ヽ(゚Д゚;)ノウゲゲ!!!! 3つ同時に罹っちゃう事もあり得ますか?これから年末年始に掛けて家族行事も多く、高齢者に感冒をうつさないよう気をつけなければ!
Michaelさんもお忙しくお過ごしかとは思いますが、どうぞご自愛下さいませ。
いつもコメントありがとうございます。
11/15 22:12
abeja55
愛知県
子供の頃からミツバチに興味があり、いつか養蜂をやってみたいと思っていました。2023年3月にやっとニホンミツバチの群れを捕獲し、念願の自群養蜂生活がスタートしま...
Michael(ミカエル)さん お返事ありがとうございます。
『養蜂大全』、早速密林でポチりました!週末じっくり読もうと思います。養蜂協会の方は既にダウンロードして時々参考にしています。特に疾病の章は勉強になります。
>>なんでしょうね…救わない方が良い場合もあるのかと…未だ迷って弱小群の手助けして悩んでおります
凄く分かります。でも、情が湧くのと同時に、罪深い私の場合はムクムクと好奇心も湧いてしまうのです、、、
>>強群は蜜枯れとなるとトラブルのあるcolonyへ盗蜂などへ出掛ける確率が高くなる為…
確かに!!!貯蜜不足を単に当該群れの飢えの側面でしか見ていませんでした。自分の群れが他の群れへ行ってしまう事もあるわけで、多角的な視点、すごく重要ですね!!!!!(・Θ・;)アセアセ…
>>年末年始は呑み会も増えますからね…私は大体年末に油断して要らないモノを持ち帰りガチw
以前、高校同級生の医師が、「患者さんからは貰わないけど、飲み会で貰ってくるから気をつけないとw」と言うので、そういうものかと思いました。病院だとシステマティックに衛生管理が徹底されているだろうから、医療関係者の方達からすれば逆に安全なのでしょうかね。(੭ ᐕ))?
Michaelさんはお酒をたしなまれますか?どうぞアルコール消毒で楽しい年末をお過ごし下さい。
11/15 23:53
こんばんはー
矢張りこの時期は特に飴よりも糖液の方が蜂も食べ易いようですね
このcolonyはこのまま蜂数が増えるなら上手く越冬出来るのではないでしょうか?
実は私も飼育群で女王不調群?低産卵系群?を飼育しています
1年に1段殆どしか巢板が伸びないcolonyを今年5年目突入
4年目にして初めて蜜切をしましたw
このcolonyは蜂児出し、ワーカー産卵の小振りの雄蜂、ボコボコの歪な巢板、簀の上はワーカーが登って来ないのでスムシとカビが繁殖…
abeja55さんが仰るように自然界では即自然淘汰されたと思われるcolonyです
コレも人が手助けする事で何とか分蜂をし命を繋いでいます
未だ私も手助けするべきなのか迷います^^;
女王蜂の産卵不調はダニ、ウイルス、農薬など様々な事が原因のように思います
また激暑の影響もあり産卵低下、蜜源不足などが重なり育児が進まない原因なのかもしれませんね…
貯蜜とワーカーの数は常に比例関係にあるので、実は小群には大量の貯蜜は必要無いと言えます
反対にワーカーの多いcolonyには大量の貯蔵蜜が必要となります
越冬はそのcolonyにあった量の貯蜜量と蜂球の温度が維持出来れば越冬出来るのです
このcolonyの巣門付近に巢屑の量が急に多くなるなど異変があれば気温が高い時間に内検して確認して下さい
その時給餌が必要だと思うなら寒くなってからはこのように弱小のcolonyはスノコの上には上がらなくなる為、底板の上から蜂球に出来るだけ近づけ溺れないように対策をし飴を給餌しても良いかも…
そのまま綺麗に固まって暖をとるようならそのまま湿気が篭らないように適度な防寒をし様子を見るといいかもしれません
来春から本当に?寒くなるそうです
この冬はトリプル感染が危惧されています
どうぞお身体をご自愛くださいね
無事の越冬をお祈りしておりますm(_ _)m
11/14 18:57
abeja55さん
こんばんはー
なんでしょうね…救わない方が良い場合もあるのかと…未だ迷って弱小群の手助けして悩んでおります
常に迷走中w
強群は蜜枯れとなるとトラブルのあるcolonyへ盗蜂などへ出掛ける確率が高くなる為、色々要らないモノを持ち帰る可能性もあるので違う注意が必要になるかと…
私がお勧めするのはこの一冊です
読み易くほぼ全てを網羅してくれますw
あとは養蜂協会の養蜂の手引き?
ネットで閲覧、ダウンロード可能だったと思います
日本みつばちは飼育場所の蜜源、気候、蜂の生息数を把握する事が重要で、何事もトラブルが発生する前に対策すると持続可能な楽な養蜂が出来るように思います
この2年は異常な暑さでしたよね…でもきっと来年もこの先もこんな気候のままなんでしょうね
年末年始は呑み会も増えますからね…私は大体年末に油断して要らないモノを持ち帰りガチw
11/15 22:40
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...