ニホンミツバチ

日本蜜蜂の幼児出し(子だし)の主要な原因はなんでしょうか、

  • yamada kakasi

    愛知県

    いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...

  • 以下の3つについてお知らせいただければ幸いです。
    幼児出しの主要な原因はなんでしょうか?

    流蜜期の給餌や、過剰な給餌は女王蜂が産卵するよりも前に育児部分にも貯蜜されてしまい、産卵圏が圧迫されるとのことですが、これも幼児出しの原因でしょうか?

    以下の太字の部分について
    これは、幼児だしのことを説明しているのでしょうか?

    ここの異常な状況とはなにをあらわしているのでしょうか?

    ユルゲン・タウツ著の「ミツバチの世界」P215参照 には次のような記述があります。 少し長いですが、前後の関係も重要なのでお許しください。  

    「超個体の子宮
    ミツバチの育児領域はいつも巣板の中央から開始される。時間が立ち女王バチが卵を産みつけつる活動が進むと、育児領域は四方へ広がっていく、そして幼虫は正常な発生過程を経て蛹化し、最後の齢に巣房に蓋をされる。ミツバチの巣房領域は決して大部分が完全に封鎖されるわけではない。ほぼ完全に封印された育児領域にも孤立した空の巣房が存在しそれは健全なコロニーで、通常、全巣房の5~10%である。この割合は外の気候条件によって変動する。育児領域の使用されない巣房は、どの発生段階でもみられる。蓋で覆われた育児領域ので空の巣房が2割を超えたときは、多くの場合、コロニーに多数の2倍体の雄バチの幼虫が出現するなどの異常な状況を反映している。二倍体の雄バチの幼虫はその後、働きバチにより取り除かれてしまう。

    質問しておいて恐縮ですが、仕事と旅行のため、回答のお礼は後日まとめて送信させていただくことになると思います。お許しください。

    回答
    1 / 1
  • 昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...

  • 2016/8/4 12:01

    ①私の考えではやはりネオ二コチノイド系農薬ですね。

    ②流蜜期に蜂児圏が圧迫されるのは運び込まれる蜜量が多くて産卵より先に貯蜜される場合なので、この場合には育児そのものが行われない(産卵されない)ので原因にはならないと考えます。

    ③女王蜂の産卵機能異常ではないかと思います。産卵そのものは女王蜂だけが行い、交尾してない働き蜂産卵では必ず半数体の卵(=雄蜂になる)ですし、2倍体雄卵は女王蜂にしか産めない(受精された状態でホモ接合したものが2倍体雄卵)ので。→改良のために人工交配による近親交配を重ねるとこの卵が多く出現することになります。自然界では雄蜂集合場所に7km範囲からの雄蜂の飛来が観察されていて、同じ巣箱からのそれも同じ遺伝子を受け継いだ雄との交配は確率が低くなることで近親交配を避けているので、2倍体雄は極稀と推測できます。

  • yamada kakasi

    愛知県

    いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...

  • ハッチ@宮崎様

    早速ありがとうございます。よく理解できました。
    給餌後、子だしが増えたので、もしや給餌が原因かと懸念していました。

    それにしても、宮崎様の博識ぶりには、いつも感心します。
    深謝します。

    2016/8/5 05:52

  • 昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...

  • 簡単に家中ゴキブリ退治できるバルサン処理した時に室内にあった新聞紙を西洋ミツバチで使用する燻煙器の火種にして煙を巣箱に吹き掛けた途端、蜂たちがパラパラと落下した経験があり、害虫が獲得している薬剤耐性からは正反対に生きている昆虫なんだなぁと反省したことが飼いはじめた頃にありましたので、農薬は恐いです。

    奇跡のリンゴ栽培(無農薬と除草もされない)みたいな養蜂ができたらいいなと思います。

    2016/8/5 06:19

  • yamada kakasi

    愛知県

    いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...

  • ハッチ@宮崎様

    まったく同感です。
    奇跡のリンゴ栽培とまではいきませんが、限りなく無農薬に近い減農薬栽培のリンゴ農家の知り合いがいますが、やはり大変な労働のようです。袋がけをちょとだけ手伝ってきました。付近のリンゴ農家が農薬散布すると、農薬を逃れた昆虫が大量に減農薬の地域に逃げてくるそうです。

    これは、まったく別の農産物を栽培している農家ですが、隣接する有機野菜農家が、雑草を除草しないので、草の種が飛んできて、せっかく除草した土地がすぐに草が生えて困ると嘆いていました。
    これは、西洋ミツバチのプロ養蜂家の嘆きと少し似通っているような気がします。日本ミツバチ養蜂家には、少し安全衛生の視点が欠けている人も見受けられます。視点変わると、全く別の感想となりますが、それでも安全は何物にも代えがたいと思います。


    私は田舎の出身ですが、私の田舎の周囲は今は有害鳥獣が跋扈し、檻の中に人間と農地が囲われて、その周囲を鳥獣が散策するといった笑えない状況です。このあたりの事情は、単純な動物愛護者にはわかってもらえない、もどかしさがあります。
    少し前の里山のように、人と自然が調和して頃を再現できないものかと思っています。



    2016/8/5 07:09

    分蜂マップの最新報告
    関連する質問

    運営元 株式会社週末養蜂

    日本蜜蜂の幼児出し(子だし)の主要な原因はなんでしょうか、