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ニホンミツバチ
ラフで、ルーズで、ちょっと?な 数値

yamada kakasi 活動場所:愛知県
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせなが…もっと読む
投稿日:2022 1/2 , 閲覧 272

巣板の模型の作成のために、巣板の厚さを調べました。自分で計測したのは、巣跡だけです。そこで書籍やネットで調べて見ました。下の右図のように隣り合う巣板の中心から中心までの距離(中心間距離 図のW)についての記述は沢山あります。肝心の巣板の厚さについて、明確に記述したものは確認できませんでした。巣枠式飼育の説明に、中心間距離の記述が多いのは、巣板間が巣枠により、一定限度コントロールされていることが、理由と考えています。


巣板一枚でも、飼育域や貯蜜域、雄バチの巣房、働きバチの巣房の部分ごとに厚さも異なるようです。中心間距離と巣板間の空間(ビースペース)から逆算する方法もありますが、どちらも数値に幅があり、どれを採用してよいか分からなくなります。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/020/2038460161622631411.jpeg"]

数多くの標本を調べ、巣板板単体の部分による偏りと、群れや地域や季節による偏りを正し、巣板の値(注1)を求めることは、大変な作業です。これが、統計的なデータを確認できない理由かもしれません。詳しいことが分からない以上、ザックリでかまいません。1/2の模型なので、元々精密さに欠けます。実際の日本ミツバチ巣板の厚さを計測された方、いませんか? 何でもよいので教えてください。よろしくお願いします。待ってます。(^.^)/~~~



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/090/9001171594341646202.jpeg"]


追伸

条件を限り、深く掘り下げれるほど正確さは増します。私に限っては、飼育の現場において精密なものほど融通が効かず、使いづらいと感じます。元々、そんな細かなものや、理窟を必要としない勘ピュータのような人もいるようです。

私的な数値の許容範囲は、「ちょうどいい、加減」かも知れません。私にとっては「ちょうどいい、加減」と「いい加減」は、地続きで境目は区別できません。わたしと共通の趣味(養蜂ではありません)を持つ知人が、コーチに体の使い方を質問したら、『「体で覚えろ、へ理窟を言うな」と叱られた』と嘆いていました。「加減」は、あなたと私の溝も深いようです。(^_-)-☆
本日天気明朗、良い気分です。本年もよろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ


ラフ&ルーズ、ちょっと?な 数値の数々
❶蜜の規格標準

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/152/15297903750057126938.jpeg"]

「水分は国際規格では20%、公正競争規約では20%(ただし、第4条第1項第2号に規定する国産はちみつにあっては22%以下)、日蜂協の規格では22%と定めています。」(注2)
以上の各数値の差は微妙です。



❷巣箱の出入口(巣門)の高さ

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/164/16473264160716148756.jpeg"]

女王バチ逃走防止器をつけても、個体差があり、これを抜けて逃走する女王もあります。また、例外的にこれ以下の巣門の高さでも、食い破る猛者のスズメバチがいます。昆虫界にも稀に、アスリートがいるようです。女王バチ逃走防止器の使用に際しては、賛否両論があります。



❷巣箱の上部に設置するスノコの溝穴の幅

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/143/14331792310743916531.jpeg"]

(注3)
みなさんの経験則の通り、8~10㎜でも塞ぐこともあり、10㎜以上といっても無限大ではありません。図のスノコの中心間距離と天井までの高さは、一例にすぎません。



参考資料

正面図の写真はハッチ@宮崎さんの記事から拝借しました。
https://38qa.net/blog/29584

(注1)
初心者のための統計入門


平均値の種類と使い分けの方法
http://www.ries.co.jp/project/topic_point_of_view.html

(注2)
日本養蜂協会 「ハチミツの品質と規格」
http://www.beekeeping.or.jp/products/standard

(注3)
「蜜量倍増ミツバチの飼い方」千場英弘 農文協 P22図を、日本蜜蜂用に改変

コメント5件

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2022 1/2

巣板の厚さ・長さは測ってはいませんが、重箱の板厚が24mmですからそれと比較すればある程度は計算できると思います。

これは2021年7月に採蜜した重箱の一番上のものです。

高さは180mmで、内径は267mm正方形、板厚は24mmです。

参考になりましたら光栄です。

こうしてみると結構、巣房の大きさはラフなんだなと思いました。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/057/5779872405550297412.jpeg"]
yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 1/2

おっとりさん   おはようございます。

早速のご返事いただきありがとうございます。たいへん参考になります。
わたしのは、実測でなく切断面の巣跡で計測したところ、以下のようなものでした。最大幅27mmです。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/097/9722045429154063679.jpeg"]

なお、このQAの検索エンジンを利用して巣板の厚さに関する記事を検索すると、以下がヒットしました。「巣板の厚さ」で検索すると、ヒットするのは、巣箱の厚さがほとんどです。環境と状況によりバラツキがあるようです。

https://38qa.net/blog/107370

https://38qa.net/blog/90736

https://38qa.net/47503

この記事を公開されたモップさん、龍魂   カッツアイさんに御礼申し上げます。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2022 1/2

yamada kakasiさん

詳細をありがとうございました。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 1/2

標本の数が不明なので、寄せられたものと、過去の投稿を合わせ、ザックりまとめると図のようになります。

中央値 27mm 寄せられた状況報告と参考図書を総合すると最頻値22mmといったところかと推測します。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/095/9550817529010811942.jpeg"]
おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2022 1/3

集約をありがとうございます。

勉強になりました。

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