投稿日:2022/1/2 08:39, 閲覧 305
巣板の模型の作成のために、巣板の厚さを調べました。自分で計測したのは、巣跡だけです。そこで書籍やネットで調べて見ました。下の右図のように隣り合う巣板の中心から中心までの距離(中心間距離 図のW)についての記述は沢山あります。肝心の巣板の厚さについて、明確に記述したものは確認できませんでした。巣枠式飼育の説明に、中心間距離の記述が多いのは、巣板間が巣枠により、一定限度コントロールされていることが、理由と考えています。
巣板一枚でも、飼育域や貯蜜域、雄バチの巣房、働きバチの巣房の部分ごとに厚さも異なるようです。中心間距離と巣板間の空間(ビースペース)から逆算する方法もありますが、どちらも数値に幅があり、どれを採用してよいか分からなくなります。
数多くの標本を調べ、巣板板単体の部分による偏りと、群れや地域や季節による偏りを正し、巣板の値(注1)を求めることは、大変な作業です。これが、統計的なデータを確認できない理由かもしれません。詳しいことが分からない以上、ザックリでかまいません。1/2の模型なので、元々精密さに欠けます。実際の日本ミツバチ巣板の厚さを計測された方、いませんか? 何でもよいので教えてください。よろしくお願いします。待ってます。(^.^)/~~~
追伸
条件を限り、深く掘り下げれるほど正確さは増します。私に限っては、飼育の現場において精密なものほど融通が効かず、使いづらいと感じます。元々、そんな細かなものや、理窟を必要としない勘ピュータのような人もいるようです。
私的な数値の許容範囲は、「ちょうどいい、加減」かも知れません。私にとっては「ちょうどいい、加減」と「いい加減」は、地続きで境目は区別できません。わたしと共通の趣味(養蜂ではありません)を持つ知人が、コーチに体の使い方を質問したら、『「体で覚えろ、へ理窟を言うな」と叱られた』と嘆いていました。「加減」は、あなたと私の溝も深いようです。(^_-)-☆
本日天気明朗、良い気分です。本年もよろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ
ラフ&ルーズ、ちょっと?な 数値の数々
❶蜜の規格標準
「水分は国際規格では20%、公正競争規約では20%(ただし、第4条第1項第2号に規定する国産はちみつにあっては22%以下)、日蜂協の規格では22%と定めています。」(注2)
以上の各数値の差は微妙です。
❷巣箱の出入口(巣門)の高さ
女王バチ逃走防止器をつけても、個体差があり、これを抜けて逃走する女王もあります。また、例外的にこれ以下の巣門の高さでも、食い破る猛者のスズメバチがいます。昆虫界にも稀に、アスリートがいるようです。女王バチ逃走防止器の使用に際しては、賛否両論があります。
❷巣箱の上部に設置するスノコの溝穴の幅
(注3)
みなさんの経験則の通り、8~10㎜でも塞ぐこともあり、10㎜以上といっても無限大ではありません。図のスノコの中心間距離と天井までの高さは、一例にすぎません。
参考資料
正面図の写真はハッチ@宮崎さんの記事から拝借しました。
https://38qa.net/blog/29584
(注2)
日本養蜂協会 「ハチミツの品質と規格」
http://www.beekeeping.or.jp/products/standard
(注3)
「蜜量倍増ミツバチの飼い方」千場英弘 農文協 P22図を、日本蜜蜂用に改変
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
2022/1/2 09:44
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
2022/1/2 23:03
yamada kakasiさん
詳細をありがとうございました。
2022/1/2 10:06
集約をありがとうございます。
勉強になりました。
2022/1/3 04:41
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。