先日分蜂した群れが、またまた分蜂、たまたま、また畑仕事の最中に目撃しました。解説や詳細な学際レポートは、この道の先達ACJ38さんにお任せして、後発の私は、周辺環境中心に写真週刊誌風に、まとめてみました。この記事 https://38qa.net/blog/313391 の続編です。
■セカンド分蜂の蜂球です。「タマヤ~ 玉屋~」
畑仕事の手を、しばし休め計測してみました。春の分蜂ラッシュ時と比べると、ゆっくり眺められます。ハイ手を挙げて、身体測定です。(*^。^*)
■分蜂当日の天気概況です。
まるで真春の気候です。前回より4日経過後のセカンド分蜂です。
今回分蜂: 2022年10月28日(金)≒AM12:20 快晴、微風、外気温23℃(車載温度計計測値)
前回分蜂: 2022年10月24日(月)≒AM11:30 快晴、微風、外気温19℃(車載温度計計測値)
空は高く、澄み渡っています。絶好の分蜂日よりですが、分蜂の季節からは、大きく外れています。「おうい雲よ ゆうゆうと **にのんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずっと磐城平の方までゆくんか」こんな詩が似合う、のどかな秋の一日です。
(注)**は禁止用語のようです。**に自動変換してしまいました。山村墓鳥の詩も伏字扱い??? そんな**な!
■分蜂前後の巣箱内部写真の比較です。
う~ん減ってますね。写真右下の日時を参照してください。左は2回目分蜂前 右は2回目分蜂後です。右の写真に、女王の王台を複数確認することができます。
3月の早朝の早い時期の分蜂も経験したことがあります。遅い時期の分蜂も、両者揃って、分蜂前兆現象の雄バチの蓋の落下や、数日前から門前でバチが、時騒ぎを大きくしたような旋回運動を確認することがないまま、分蜂しました。
■蜂球の付着位置です。
私の管理群の上にある、またまた、お馴染み桑の木の幹に集団しました。この付着ポイントは、テッパンのようです。水平よりも少し傾き加減の、スベスベお肌よりも、ザラザラお肌の太い幹が好みですね。(^_-)-☆
日本ミツバチの在野の研究者 故久志富士男氏は、その著書で次のように語っています。【「分蜂は気温と流蜜の条件が揃うと、いつでも行うと考えたほうが良い。赤道近くの常夏の国では、トウヨウミツバチは年中分蜂している」久志 富士男著「我が家に、日本ミツバチがやって来た」高文研より一部抜粋】
赤道近くの常夏の国へ瞬間テレポートしたかもしれません? (*_*;
「通常あるものが無い、通常あるはずの無いものを有る」ことを、説明するのは難しいことです。季節外れの分蜂を見た方は、過去も現在も、もっと多く存在すると思います。これでコロニーには「逃去」の濡れ衣が取り去れ、目撃者にはオオカミ少年に扱われることも無くなり、タガが外れて、もっと多くの秋の分蜂レポートが届くと思います。(^_-)-☆