聞いてはいましたが、秋の分蜂? まさか!見るまでは信じられませんでした。僕は芋掘り、相棒は畝立作業に勤しんでいました。にわかに門前が騒がしくなり、大きな円を描きながら飛び回るハチが増えました。気づいた時は、相棒の巣箱から多数のハチが押し出され、既に分蜂が始まっていました。図3を見る限りでは、逃亡ではないような気がします。
図1
図2
図3 巣門の階段状ものはスズメバチ除けです。
この時期に、もしも分蜂だとすれば、巣箱に残った新女王に交尾相手が見つかるか? 働き盛りの外勤バチに貯蜜を持ちさられ、巣箱に残った群れは、人手不足と貯蜜不足のダブルパンチです。分蜂した旧女王とその群れも、建勢し越冬準備するまでの残された時間は、多くありません。残る群れも、分蜂して去る群れも、先には困難が待ち受けていると思われます。
分蜂(逃亡)時の環境と条件です。
日 時:2022年10月24日(月)≒AM11:30 快晴、微風、気温19℃(車載温度計値)
飼育場:真北に向かい緩やかな傾斜地の畑です。日あたり良好です。梅の木の幹元に設置
ここでは、オオスズメバチはじめススメバチをあまり見かけたことはありません。見ても単独飛行です。
この群れは春分蜂群です。秋に1箱採蜜済みです。図1の赤線(西側においてある10m先の巣箱の上に伸びた桑の木の幹)の延長線上に集団しました。
ACJ38さん最遅分蜂報告、情報提供ありがとうございました。(^.^)/~~~
Birdmanさん並びに、ACJさんの御報告を事前に聞いていなかったり、本日農作業をしていなかったら、たぶん分蜂(逃亡)に気がつかなかったと思います。もしも、分蜂なら、確認できた範囲内では、この地域の分蜂の最も遅い記録を更新したと思われます。他人事ではありませんでした。これからは、春の分蜂 夏の分蜂、さらに「秋の分蜂(逃亡)」も注意深く観察する必要があるかも知れません。(^-^;