本日午前、11カ月の孫娘の世話をしていると、南房総市の蜂場の地主さんから、「家の裏に置いてある巣箱の出入りが無いので、巣門を開けたら、スズメバチがたくさん入っていて、いっぱい死んでいる。とにかく、見に来た方が良い。」との電話が入り、やられた!と思いました。
検診を終え、帰って来た娘に孫を預け、ミツバチ達が全滅したと思った私は、採蜜の準備等をして、巣箱内のスズメバチをどうやって追い払ったら良いか考えながら、一路、南房総市へ1時間40分。
連絡のあった巣箱は、9月20日頃、2段の採蜜したもので、その際は、特に問題はありませんでした。
巣箱の前後の巣門を見ると、蜂の出入りは全く無く、後ろ側のトリカルネットの巣門をカバーしていたネットがボロボロに噛みちぎられている。
ミツバチの出入りが無いのは、分かるが、スズメバチの姿見えないので、不思議に思いながら、恐る恐る前の巣門を開けてみると、何と、スズメバチの死骸が底一面に。瀕死の状況でも無く、完全に死んでいる。
見たところ、トリカルネットに穴が空いている形跡は、無い。何処から入ったのか?
調べてみると、後ろ側のトリカルネットが、止めが甘かったため、波打っており、人差し指が入る隙間が2箇所見つかった。
蜂っ子達はというと、4段目の巣落ち防止の所で、箱内一面を覆い、巣板が見えない状況である。
取り敢えず、底から、蜂の死骸を掻き出し、スズメバチの死骸だけ、数えてみると、何と約140匹。蜂っ子は、その数倍か?
恐らく、一匹ずつ侵入して来たスズメバチを蜂っ子たちが頑張って、立ち向かったんだろうなと想像すると、大変申し訳なく、越冬に向け、頑張って欲しいと思う次第です。
今後、巣門材料の材質等、改善する予定です。昨年は、オオスズメバチの被害がなく、油断していました。反省です。