投稿日:2/9 21:46, 閲覧 549
山下 正志さん おはようございます。
ご質問の写真は俗にいう『蜂子出し』の状態でしょう。巣房の中で幼虫や蛹などが死んでしまったようなときに蜂が巣房から引き出して捨ててしまいます。
巣箱の内検写真がありませんので想像ですが、
1. 働き蜂が減っているとのことですので、巣房の温度が保てず ここのところの寒気で死んでしまったもの
2.貯蜜が不足し、十分な栄養を与えられなかったため、死んでしまった幼虫など
だと思います。
多分、内部を見れば巣板がむき出しとなっているのではないでしょうか。なお、黄色い粉状のものは蜂が巣板を齧り落しているものです。
その他にも幼虫などに発生する病気なども考えられます。
山下正志さん こんにちは。児出しの量が多いですね。巣内はどうなっているのでしょうか?蜂数はどの程度残っていますか?底板だけで判断するのは難しいですので、内検写真を見せて頂きたいですね。
矢印の個所に、問題点が見えます。
①児出し・・・サナギまで行ってない幼虫の段階の児出しのようですが、右上端矢印の個所では、少し溶けたような幼虫にも見えます。しかも重なって、死蜂が居ます。巣房から出そうとしたまま、蜂娘も死んでしまったとは思えませんが。。。
②死蜂・・・右下端の矢印の死蜂は、頭だけ? 左へ部分的な幼虫児出しの次は、薄茶色の蜂娘の腹?羽化直前の蜂娘の児出しかしら? その隣は、黒く変色した蜂娘の腹のみですね。。。
もしかしたら、死蜂も真っ黒なので、羽化直前に死んで真っ黒になった状態で、巣房から出されたのかも知れません。
こちらの部分も同じ状態ですね。 形の整っていない幼虫の児出し。・謎の薄茶色の部分・腹だけの真っ黒の死蜂
一番心配されるのは、感染症や寄生を伴う伝染病ですね。 内検した状態が、巣板が見えていて、蜂数が激減している状態なら、管轄の畜産保健衛生所に相談して、検査して貰うのが良いです。指示を仰いでください。
もしも、違う理由で、この形?だとすると、
①児出しは、蜜不足、自群の食糧不足の口減らしで落とされた。
②死蜂は、盗蜜の敵蜂が来て討ち死にした。(とも考えられない事は無いですが、腹だけとか、頭だけとか、真っ黒とかにはならないと思うんですよねー)
と、他の案も考えられますが、生きている蜂の状態が不明なので、確証が持てませんね。そして、生きている蜂娘達の状態が心配です。
【追記】
内検画像を追加されたのですね。それを見ると、蜂数が減ったと言っても、問題の無い程度だと思います。
ただ、底板の状況は、やはり、普通ではないと思います。糖液を飲まないと言うならば、エサ不足ではないと思います。飲まないなら、糖液は与える必要が在りません。
死蜂は、盗蜂の可能性も高くなりますね。
蜂児出しの原因は皆さん書いておられるようにいくつかあるようですが、まだこれという確実な原因が特定されていません、したがって対策もなく、給餌で収まる事もあるようですが寒い時期の給餌はハチの負担を増やすので逆効果になる場合もあります。
それより愛媛県でも相当寒いと思われるので、巣箱を開けて見る事は止めた方がいいです。ましてや寒さが原因という事も考えられるのであれば余計の事で、巣が冷えてさらに悪化します。今回のでも写真撮影などでやや長時間開けていたと思われるのでやらない方が良かったです。
中を見るのは気温15℃以上になってからで、それまでは運を天に任せるしかないでしょう
こんばんはー
あら内検されたのですか?
私の所でさえ先週は−9℃ほどの寒さでしたが、其方は暖かかったのでしょうか?
通常この寒い時期には内検は控えた方が良いと思われます
寒気が箱内へ入って良い事は一つもありません(^^;;
実際 蜂が本格的に活性化して居ない、この時期内検しても出来ることはあまり無いと思われます(^^;;
今の時期出来る事といえば出された蜂児を観察し、検査する事、取り敢えずまず考えられる原因を減らす為、暖かい日に防寒し底板から給餌(少量の温糖液or飴)給餌を試み様子を見る位しか出来ません
蜂児捨ての原因として考えられる事は以下
私は「蜂児捨て」蜂子出しは彼らの社会性免疫機構の一部と考えています
原因
①サックブルートウイルス(SBV)、何らかのウイルスによる蜂児捨て
→経験上もしSBVだとすれば日本みつばちの場合サック症状が見られない事が多いように思います↓
SBVだとすれば盗蜂などにより感染拡大しますので早期の検査と箱終いが必要
他の弱毒ウイルスならその内落ち着く場合もある
日本みつばちでのサック症状↓と溶けた肉片
②農薬被害による蜂児捨て
→この時期気温が低く考え難い
③夏の異常な巣箱内温度上昇による蜂児捨て
→冬季の為関係無し
④エサ不足による不要蜂児の破棄
→とりあえず箱内で給餌をして様子を見る
餌不足なら蜂児捨ては給餌後数日で止まる
⑤巣碑の育児域をスムシに侵食されての蜂児捨て
→冬季の為関係無いと思われます
⑥冬の異常な巣箱内温度低下による蜂児捨て
→原因として十分に考えられる
等の単独または、複合した原因が考えられますね
「蜂児捨て」の対策は
SBVを始め、原因により対策は個々で異なります
短期の少数の蜂児出しは、それほど心配することはなく、自然に解消します
しかし多数の蜂児出し、または長期に渡る場合は、特に①②の原因を疑う必要があります
各々、単独の原因なら
①についてはウイルスが原因で、有効かつ有力な対策は、ありません
飼養道具の洗浄および消毒を徹底する(煮沸、0.1%次亜塩素酸ナトリウムに30 分浸漬)
蜂場の土壌を消石灰を散布し、箱毎に手袋、靴、道具を交換or殺菌 決して共有しない事
感染群の淘汰(箱終い)をおこなう
②可能なら、早急に巣箱を農薬の散布域とミツバチの行動範囲域とが重複しない場所への移動が必要です
③については、少し早めの継ぎ箱を行う・巣箱の底板を網に変更し、スノコ状の中蓋を設け、巣箱の内に換気を促す・遮光ネット等で巣箱に直射日光に当たるのを防ぐ等の措置で、蜂児捨てがなくなります
④については、温糖液(本来冬季は飴)や花粉パテ等の給餌も場合により有効です
⑤については、巣枠式飼育等の、スムシなどの侵食域が視認できるなら、その部分を削除してください
⑥については、巣箱全体を風雨に強く、湿気の籠らない、保温性の高い材料で覆う。巣箱の板を厚いものに変える
ただし、これらが単独の原因でなく複合原因の場合(むしろ、こちらが多いとの推測されます)対策も複雑となり有効な手立てを見出すのは困難かと…
可能性があるのは①④⑥かと…
経験上もしSBVが原因だとすれば出す蜂児が無くなれば次に蛹、そして成虫が死にます
又数年この手のウイルスは地域で燻りますので注意が必要
※さてここから本題色々書きましたが拝見した蜂児出しは単発のものでしょうか?
それならパヒコムさんの仰るように④⑥の可能性が高いかと思われます
大量の蜂児出しが長期間に渡るようなら何らかのウイルス感染症を疑って下さい
※ただ経験から漠然と拝見した感じこの位の蜂児出しは強毒のウイルスでは無いかも…一時的に産卵したもののこの気温の低下を受けての影響?
暖かい日に取り敢えずトリカルネットで巣門をやや狭め、防寒対策をし給餌(少量温糖液or飴、花粉パテ)をしてみて経過観察をしてみて下さい
私の場合自作の飴に花粉とビタミン剤を混ぜた飴と花粉パテの間のようなモノを作って冬季の給餌にしています
もし給餌後症状が緩和されたら餌不足の可能性が高いかと…
そうでなければ違う事が原因
実は産卵の急激な開始時期に少量の蜂児出し(難ありの児)は良くある事ですが、その量と期間、蜂児の状態を良く見る事が大切です
経験上この程度の蜂児出しなら私は暖かい日に給餌をし、暫く経過観察をする範囲内です
蜂児出しが改善される事をお祈りしておりますm(_ _)m
見た感じかなり順調に見えます
普通は巣板が見え真ん中を齧り潜り込みます
巣板を覆ってますので数群分蜂します
2/10 06:13
2/10 11:12
2/10 11:47
2/10 20:39
2/10 12:34
山下 正志さん こんにちは
コメントできませんでしたか。画像拝見いたしました。
この状態では正常に見えます。この時期は産卵もかなり少なく、時々巣板の一部が見えることがありますがこの程度であれば問題ないと思います。
蜂子出しについては、ちょっと心配ではありますが大幅に増加(大量に)しなければ大丈夫でしょう。
心配であれば最寄りの家畜保健衛生所に状態を説明し、検査して頂く手もありますね。
給餌については、正常群ではあまり食べないと思いますし、この時期の糖液の給餌は蜂にとって負担が大きいです。給餌されるならあめ状のもの(某社元気アメなど)を与えてください。
防寒についてはやらないよりはやった方が良いですが、間もなく春が来ますし、来週からは暖かくなるようですので、その兼ね合いでしょう。防寒するなら寒くなる前に行うべきでしょう。
2/10 11:49
papycomさん
この時期給餌は余り良くない事、蜂の数はほぼ正常、まもなく春がくる。全てがごもっともで参考になりました。ありがとうございます。暫く様子を見ます。
2/10 13:59
内検と言えどもも底板を少し動かすだけで出来るので1分もかからないのですが、兎に角冷やさない方が良いのは勉強になりました。
2/13 22:34
死蜂の様子まで分析頂きまして、勉強になりました。ありがとうございます。
2/13 22:31
その後も死蜂は落ちているのですが、もう少しで暖かくなるのでこのまま様子を見たいと思います。ありがとうございます
2/13 22:36
初心者おじさん
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山下 正志さん
蜂にも寿命があります 寒波で温度を上げる為に体を震わせています
その分寿命は短くなります
2/14 06:44
なるほど。それは道理ですねー。ありがとうございました。
2/14 09:12
内検と言えども、底板を少しずらしたらスマホが入ります。
2/13 22:24
papycom
栃木県
会社を退職し、自由気ままな生活ですが、巣箱からの蜂の出入りに 癒される毎日です。2019年から養蜂スタート。 2024春 ダニや女王蜂不良で飼育群全滅 0~のス...
papycom
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れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
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山下 正志
愛媛県
趣味で養蜂してます。2年目の養蜂になりますが、殆ど見よう見まねでやってます。
山下 正志
愛媛県
趣味で養蜂してます。2年目の養蜂になりますが、殆ど見よう見まねでやってます。
山下 正志
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山下 正志
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