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ニホンミツバチ
キンリョウヘンの根腐れ。鉢の中でどのような事が起こったのでしょうか?

山の彦 活動場所:静岡県
令和5年春、初の冬越し成功で喜ぶもつかの間、次から次にやってくる難題に右往左往。毎日ミツバチQ&Aで修行中です。 山の神から、「頭の中は95%が蜜蜂…もっと読む
投稿日:2022 2/26 , 閲覧 1,195

昨年1月にキンリョウヘンの屋内取り込み後の管理に失敗して、花芽枯れ、根腐れを起こしました。現在、腐った根をすべて取り去り、来年春開花に向けて復活育成中です。

https://38qa.net/121430

https://38qa.net/147021

「根腐れイコール水の与えすぎ」との情報は多数ありますが、原因・理由までは見つけられませんでした。潅水は鉢内へ新しい酸素が供給され、用土は軽石主体なのでいつまでも湿潤状態ではないように思います。一般的な緑花木の過湿による根腐れとは異なるのでしょうか?根腐れしたキンリョウヘンの根は、鉢の中で生理的にどのような事が起こったのでしょうか?専門的な知識は無いのですが、ここが理解できないとまた同じ過ちを犯してしまいそうです。

回答 1

su_midori 活動場所:京都府
京都府中部の仕事場の敷地内に巣箱を置いています。2020年4月4日に初めて自然入居し、飼育がスタートしました。日々忙しそうに出入りするミツバチたちに…もっと読む
投稿日:2022 2/26

山の彦さん

こんばんは。
私は専門家ではありませんので、メカニズムどうこうは詳しくは分からず、私の経験や先達のアドバイス、色々な情報からの推察になることをご了承ください。

まず植物の育成は光、風、空気、虫などの外的な要素と人間の管理(水やりや温度管理)による人的な要素が複雑に絡み合うため一概にこれはこうというのは難しい部分があります。例えばお手持ちのキンリョウヘンの根腐れも、花芽が枯れたという事実で根腐れを確認できたものの具体的に「いつ」の「何に」原因があったかは確認が難しいです。キンリョウヘンなどの着生蘭グループは非常に強い植物ですので、育てやすい反面トラブルがあってもすぐには露見しないため、もしかすると取り込んだ時点ですでにトラブルが起こっていた可能性もあります。

キンリョウヘンの根っこは一般的な植物に比べて太いですよね。この根っこには水分を蓄えるタンクの機能があります。キンリョウヘンは元々は着生蘭ですので、自生地では木にへばりついて生きています。なので普段は水分を自由に吸えない状態で、霧やスコールが発生したときに根っこに水分を取り込み、水の供給が無い時は根の水分を使って成長します。着生している状態は空気や水がほぼ常に循環しているため、雨が多くなっても大丈夫なのでしょう。しかし鉢植えにした場合は内部の水や空気は滞留するため根っこがまだ水分を蓄えている状態の時にまた水やりをしてしまうと過湿状態になって菌が湧き組織が腐ってしまいます。着生蘭を鉢で育てる際には乾燥⇔湿潤を行ったり来たりすることが非常に重要になります。

水やりの頻度は「〇日に一回」や「植え土が乾いたら」と本などに書いてありますが、実際には鉢の中の土や根っこはまだ濡れているということも少なくありません。水やりの目安として、鉢を持ち上げてみて重さを確認してみるとよいと思います。土の水分が抜けて軽くなったことを確認してからたっぷりと水やりを行い、その水を含んだ時の重さも手で覚えます。

現在は軽石主体の植え土で復活育成中ということですので、春・秋は元気に育っていたかと思います。この時期は成長期で葉っぱや根っこもよく伸び、株も水分を必要としていますので、毎日のように水をあげてもよいくらいです。肥料は4~8月にラン用の肥料を与えます。
そして11月ごろから3月ごろまでは株は休眠期に入ります。休眠期は葉や根を伸ばすことはせず、文字通り休眠します。花は秋までにバルブと花芽に開花のエネルギーを貯金しています。つまりこの時期は水は生きるのに最低限でよいので、水やりの頻度は少なめで、あげるときはたっぷりと与えます。肥料は全く必要ありません。花芽が動き出してからは水やりを増やします。

私も初年度は山の彦さんと同じように取り込んで花芽が枯れ、植え替えてみると根腐れということがありましたが、上記のようなことを意識して育成してその株も今年は咲いてくれそうです。

大変長くなってしまいすみません。ご存じの部分も多数あったかと思いますが、ご容赦ください。
お持ちの株が元気に花を咲かせてくれることを祈っています。

T.Y13 群馬の山さん 活動場所:群馬県
投稿日:2022 2/27

冬の休眠期に肥料や活性剤をやっていないでしょうか、この時期に肥料をやると根を傷めてしまいます。

山の彦 活動場所:静岡県
投稿日:2022 2/27

su_midoriさん ご丁寧にわかりやすく説明していただき、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、「いつ」「何が原因」かの特定はできておりません。その中の大きな要因となっていたであろう「潅水」に的を絞って「何か栽培のヒントを得られたら」との思いで質問させていただきました。

【空気や水の循環】←室内で常に行うことは難しい。【過湿状態になって菌が湧き組織が腐ってしまいます】←従って、乾いた状態に留める。ということですね。

菌が原因ならばゼオライト混入や殺菌剤投与で対処できないだろうかと、妄想しています。

山の彦 活動場所:静岡県
投稿日:2022 2/28

T.Y13 群馬の山さんさん ありがとうございます。

休眠期の施肥は行っていません。しかし、根を痛めるとは知りませんでした。

su_midori 活動場所:京都府
投稿日:2022 2/28

山の彦さん

鉢の中は善玉菌も悪玉菌も共存していますから善玉菌も殺してしまう殺菌剤は行き過ぎかもしれません(^^;)
ゼオライトなどで鉢内の水が傷まないようにするのはプラスと思います。

人間も常時飲んで食べてとしていると病気になってします。
自分で動けない植物は尚更ですね。水やりは植物が水を欲してから水をあげるというのが基本の感覚になります。

山の彦 活動場所:静岡県
投稿日:2022 3/1

su_midoriさん ありがとうございます。

【善玉菌も悪玉菌も共存】 えひめAIを使用する方がいるようですが、有用な菌を多くして鉢内環境を整えているのですね(水も腐りにくくなる?)私も発酵食品摂ってお腹の調子を整えています。

投稿中