携帯での連絡は都度行っていたのですが、なかなか遠方には行けません。仕事仲間で定年退職後に和牛繁殖と日本蜜蜂の飼育を行っている旧友の巣箱チェックを行いました。
中山間地の飼育群なので、今年の入居群は越冬対策重視です。採蜜する気はなく継箱を行うだけと思っていました。
2号群の巣門を開けると・・・・、巣門前まで増巣しており、継箱のタイミングを1ヶ月以上遅れてしまっています。
まあね~・・・。3か月内検していないから、当たり前ですし元気でなによりです。
遅くなって「ごめんね~」と言いながら、リフトを利用して2段継箱しました。冬季低温寡日照積雪地域のため、12月~3月までの越冬期間は兵糧確保重視です。巣板4.5段程なので、越冬できそうに思います。
続いて1号群の内検と継箱です。
2号群より活性が良かったはずなのに、巣板の伸びが遅いです。
「春分蜂群は母親だったのかな~~」と思いつつ2段継箱しました。
リフトで持ち上げて、「蜂数はこちらの方が多いような・・・」と思いつつ、継箱を終えて天蓋をめくると・・・。
アチャー~!! 上げ巣を作っています。道理で巣板が伸びていない訳です。
急遽、上げ巣と天板スノコを撤去して、新しく取り替えました。
思いがけない「採蜜」をする事になりました。
万が一にとEMサポートとオーガンジーを持って来ていたので、濾過しながら瓶詰めしました。
約2ℓほど採蜜できたので家主さん(蜂友)は大喜びでした。濾過直後なので気泡の混入で濁っていますが、少し温めて綺麗にしてもらいます。蜂友の家庭内消費で来年の4~5月までは持つかな・・・???
この地域は和牛飼育農家が多く、耕作放棄地・セイタカアワダチソウが少ないため、この時期でも巣箱は独特の臭いがしません。蜜源は何だろうと不思議です??。
まあ、思ってもいない上げ巣で大満足でしたd(^^*)。