アカリンダニの季節となりました。
皆様の可愛いミツバチは大丈夫でしょうか?
アカリンダニのお好みは若い蜂特に9日以下の若い蜂へ寄生すると言われています。
またアカリンダニはミツバチのリンパ液を吸汁することで食料を得ているそうです(^^;;
多い時は気門の1箇所に70匹前後のアカリンダニが密集するため、ハチの気管は閉塞してしまい。
それによって飛翔筋への酸素供給が滞り、発熱能力や飛翔能力の低下や、飛翔筋そのものがダメージを受ける場合もあるようです。
それ故越冬できなくなり群が消滅したり、徘徊蜂、下痢便などの症状がみられる事ご多くなります。
アカリンダニの寄生率が30パーセントを超えたミツバチの群れは、越冬するためのシステムが崩壊して全滅する危険性が高くなるとも言われています。
よく見られるアカリンダニの症状と言われているモノ
1.徘徊蜂
2.腹部が張った状態
3.下痢便
4.Kウイング
5.巢板が露出してしまう。
6.たむろ蜂
7.蜂柱(群が弱っている時に良く見掛けるように思います。)
8.消滅後巣に多くの貯蜜を残して消滅する。
以上アカリンダニの寄生によると思われる症状。(ただ他の原因の場合もあるので全てでは無い)
養蜂歴2年、最初の師匠はアカリンダニなんて存在しない。
ダニの駆除剤は蜂を殺すことになる。
等と言われる古参の養蜂家でした(^_^;)
家畜保健所へ届け出をして検査をした時も…何故そんなモノを届け出したのだとお叱りを受けました(ーー;)
保健所の検査でダニの検出を確認した後も、ダニは居ない!と言われていました^_^;
当時は何故ダニの存在を認めないのだろうと疑問に感じましたが…なるほど蜂蜜の販売をされて居られる方には何かと不都合な事が多いのかも知れませんね(ーー;)
このサイトでもどう見てもダニの影響での消滅だと思われるモノもチラホラ見掛けるようになりした。
☆合法駆除剤
アピバール、アピスタン(接触性駆除剤)捨て蜜などの規制がある。
チモバール、アピライフバー(チモール系駆除剤)(揮発性駆除)剤、
かなり変わった臭い(湿布薬のような)が蜜と蝋に残る。
蟻酸パテ
予防駆除共に可能
投薬後蜜を食用として使用可能。
蜜に少し酸味が残る。
☆非合法駆除剤
メントール、蟻酸、シュウ酸+バポライザー、各種ダニ避け剤、ショートニングパテ 等
シュウ酸は液体と粉末の2種がある様です。
海外ではミツバチのダニ駆除に広く使われている様です。専用の用具を使用し、5グラム程度の少量を高温で昇華させて使用している様で、熱分解すると、二酸化炭素と蟻酸に分解するそうです。
粉末の方が失敗が少なく済みそうに思います。
皆さん合法、非合法の駆除剤があります。
一般的には体外寄生ダニには接触性駆除剤、体内寄生ダニには揮発性駆除剤が適していると言われています。
nakayan@静岡さんのご助言にてアピライフバー、シュウ酸も加えました♪
nakayan@静岡さん情報のご提供感謝致しますm(_ _)m
どじょッこさんのご助言でショートニングパテも加えました♪
どじょッこさん情報のご提供感謝致しますm(_ _)m
シュウ酸には専用の器具が必要となります^^
アカリンダニの寄生が見られたら是非駆除をして下さいね。m(__)m
皆様他にもこれぞと言う駆除剤予防剤が有ればご助言下さいね(^.^)〜
ダニに悩まれて居られる方への参考になれば幸いですm(_ _)m