昨日まで元気に出入りしていた蜂さんの様子がおかしい。8月初めに巣落ちをしたが、再出発して元気に巣作りをし順調にそだっていた、一番元気な群の出入りがほとんどない。
まさかと思いながら内部を確認すると、ほとんど蜂はいない。先月確認した時は元気もりもりであり、にわかには信じがたい状況である。
今年はスズメバチは全く見かけず、スズメバチによる転居ではなさそうであり、そのほかの状況も全く普段と変わりなく、転居理由を容易には推定できない。今の時転居すれば生命の危険があり、自然界の厳しさを知っている蜂さんたちとしては、命がけの決断をされての事と思われるが、自然界から目をそらしてきたわれわれ人間どもには、その理由は知るすべもない。
念のため外枠をコンコンとたたいてみると、何とシュマリングが聞こえた、写真では見えませんが、少しは中にいるはちさんもいるようです。取り残された蜂さんか、早速盗蜜に来た蜂さんか謎は深まるばかりですが、数日して変化がなければ解体しようと思っています。
週の初めには、糞害の疑いをかけられ、後半には逃居、地獄の底を這いまわるような一週間でした。
今はただ、出て行った蜂さんたちが無事冬越しができるよう祈るばかりです。
10月22日の元気な様子
今日11月5日の状態、巣板は40センチ以上伸びていた。