畑の害虫被害が多く、オルトランを使いたいと思っているのですが、ミツバチに悪影響となってしまいますか?
畑と巣箱がどのくらい離れていれば大丈夫なのでしょうか?
また、オルトランを使った畑にミツバチが蜜集めに来ても大丈夫でしょうか?
本当は無農薬がいいのですがあまりにも被害が多いので悩んでいます。
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オルトランは、そのままではネオニコチノイドではありません。有機リン系に分類される、アセフェートという成分ですが、このオルトランに、ネオニコのクロチアニジンを混ぜた物が “オルトランDX”と言う名で販売されており、これを使えば、当然ながらミツバチには大きな被害につながります。
ただのオルトランの場合は、毒物でも劇物でもなく、普通物の扱いなのですが(急性毒性がそれほど強くないため)この農薬は浸透移行性があり、そのために効果期間も長くなっています。
結論は、オルトランDXを使えば、ネオニコですから大影響があり、ただのオルトランの場合は、ネオニコ以外のほかの農薬を使用した場合と同程度の扱いをすれば良いです。
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nakayan@静岡さん
詳しくご教示くださりありがとうございます。
オルトランとオルトランDXの違いがとてもよくわかりました。
ネオニコチノイド系は 作物の細胞にしみ込むので 蜜蜂が花蜜吸うと死にます、 人も細胞レベルで蓄積していき いずれ悪影響出ます(マウス実験では認知症)、 使うのやめましょう。
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遊山房さん
アドバイスありがとうございます。
細胞にしみ込むとは知らず、、薬はよくないですね。
使わなくて良かったとホッとしております。
遊山房さんのように美味しい野菜が作れるようにがんばります。
桜花さん、ネオニコチノイド系農薬は蜜蜂だけでなく、川に流れれば、水の中に住む生き物に影響有り、生態系を壊しているとの学会での報告が有ります。農薬使用については蜜蜂だけでなく食の連鎖の頂点に立つ人間が結局最後にはその天罰を受ける事になるのではと懸念しています。どうしようもない事でしょうか、心配な事です。
鬼平さん
そうですね、畑をやる一個人として気を付けたいです。
回答ではありませんが、オルトランはネオニコチノイド系ではありません。有機リン系(成分:アセフェート)でマラソン、ダイアジノン、エルサン、カルホスなどと同じ系統です。
いずれにせよ、ミツバチには長期間影響する農薬です。
wakaba-どじょっこさん
ご教示ありがとうございます。勉強になりました。
農薬の使用は控えようと今回の質問で心に留めました><
昔、オルトランが、果樹に使用できた時に、
巣箱から30メートル離れたハウスに散布すると、西洋蜜蜂は10日以上飛びませんでした
死んではいなかったと思いますが、外とビニールで隔たりあっても、かなり遠くまで影響あると思います
散布中に訪花してると、全滅すると思われます
飛ばなかった西洋ミツバチの巣箱は別のハウス内にありましたか。または屋外でしたか。
葉隠さん
別のハウスです
当時、14アールづづの2つのハウスで、片方は桃、片方は柑橘のハウスでした
片方のハウス桃に、西洋蜜蜂を借りて受粉してました
もう一方の柑橘のハウスには、早朝にスプリンクラーで、オルトランと殺菌剤を混用して散布しました
次の日から、蜜蜂が飛ばなかったため、業者さんに巣箱を交換していただきましたが、それも飛びませんでした
その年はやむなく、手で受粉しました
後で業者さんに聞くと、
「オルトランなどは、かなり離れてても飛ばないことがある」とお聞きしましたので、
翌年からはオルトランを使いませんでした
その後、果樹でのオルトラン使用が抹消されました
オルトランの影響に驚きます。樹木の花を好むニホンミツバチのミカンの花への訪花は稀ですが、西洋ミツバチが大量に訪花しているのを毎年見ます。その原因も農薬が関係しているのではないかと想像しています。
ひろぼーさん
ご回答ありがとうございます。
30メートルも離れた別ハウスに散布しても飛ばなくなってしまうのですか。オルトラン恐るべしです。
試す前にこちらで質問できて、みなさまの意見を聞くことが出来て良かったです。大切なミツバチ達を失ってしまうところでした。。
良くは無いでしょうね。量と距離についても判断難しいのでは。しかし秋のアブラナ科は芯食われて自家消費の野菜すら育ちません。植え替えできるものは未だ良いのですが出来ないものは無理と双葉で顆粒オルトラン蒔いてました。その後不織布ベタがけでも守れる事知りました。この数年は菜園休んでますが発芽時だけは使うと思います。その後は薬剤無しで人力虫捕り、葉物は穴だらけです。
他の発芽苗の守り方知りたいです。
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わたしゃ 自然農の全く無農薬ですが 虫食いごく少ないですよ。
この写真のは 白菜・キャベツ・小松菜・青梗菜・水菜・赤蕪・白蕪・大根・ねぎですが カタツムリが白菜とキャベツを少し食うていただけです。
ネコマルさん
そうなんです、白菜なんか育つ前にやられてしまい全く育たずで困り果てております。
私も不織布、試してみます。
とても綺麗に育っていますね。どれも美味しそうです!
今年8月東京のアンテナショップではちみつからネオニコ系のイミダクロプリドが基準値の3倍検出されリコールになりました。https://www.recall-plus.jp/info/38040
みつばちが、死なずに巣箱まで帰り、ネオニコ系の農薬の入った花蜜を貯蜜したものと思われます。頻繁に訪花可能なところには使わないか、あるいは使わなければならないようでしたら、巣箱の移動をした方が良いと思います。
s.e5さん
リンクありがとうございます。
基準値の3倍ですか、、どの程度の悪影響があるのかわかりませんが怖いですね。
農薬は使わず、物や手を使って対策していきます。
オルトランがネオニコチノイド系とは考えなかったです。
実家が梨の専業農家です。
我が家でもわずかですが家庭菜園をしています。
実家の父に、オルトランの効きがいいとの話をしたら、そんなきつい農薬は、自分が食べるものには、使わないようにとの指導を受けました。
農薬が植物の中に入り、なかなか分解しないらしいです。
また、3年前ぐらいにホームセンターで、宣伝用(園芸用品売り場)の録音したテープで、オルトランは1か月したら効き目がなくなるので再散布するといいような放送が流れていました。
tototoさん
すみません、オルトランはネオニコチノイド系ではなかったみたいです。
nakayan@静岡 さんが丁寧に教えてくださいました。
録音テープの件、怖いですね。。販売を促す為でしょうか。。
赤い唐辛子を茎・根ごと約10日間水に浸け、その液を白菜に噴霧しての無農薬栽培を現地で見たことがあります。害虫被害は無いとのことでした。
殺虫、殺菌効果があるものは、たとえ牛乳を薄めたものでも「特定農薬」として登録されたものでなければ、使用できません
木酢や、唐辛子の成分もしかりだと思います。
個人的に、もともと「食品」なら無農薬と唄っていいと思いますが、
お役所的には「No!」だそうです
GAPに通りません
ひろぼーさん、役所の「無農薬は使わせない!」という意気込みが伝わります。
当方が見た唐辛子による無農薬栽培は、販売用でなければ規制はかからないでしょうから、養蜂家にはお奨めかもしれません。
役所の「無農薬は使わせない!」という意気込み … 同感です。
外国の趨勢とは逆に日本は農薬の規制を緩めています。また、昨年4月に種子法が廃止されましたが、これには大きな問題があるようですが、ほとんど報道されることなく、国民の大半は問題を知らされることなく国会を通りました。”役所の意気込み” は、”ものスゴい!” です。政治家の責任、そして結局は彼らを選んだ我々国民の責任と考えます。
唐辛子は多方面で使えるのですね。以前にイノシシなどの害獣対策で唐辛子の成分を畑の周りに撒くというのを見かけました。
販売用ではなく自分で楽しむ分なので、唐辛子試してみようと思います。
作物が分かりませんが、良かったら教えていただけない物でしょうか。
ミツバチ研究所さん
今は白菜・小松菜・ラディッシュを育てています。
夏はトマトとナスがメインです。
桜花 さんこんにちは、諸先輩のコメントの通りです、使用の場合は細心の注意が必要でしょう、オルトランDXは(花用に家内が購入、少し使用したようですが3年前に廃棄しました)、ホームセンターで購入できるので、効能優先で購入使用ですね、蜂をやるようになったことで、農薬に関心を持つようになりました、赤唐辛子(500倍希釈)、牛乳散布もやりました、一時的な効果はありましたが、手間暇が大変でした、こと情報交換いたしましょう
桜花さん
葉物で収穫前散布になるのでしょうか、オルトランは3か月ほど残留します粒剤の場合ですが、良ければ残留期間の短いものをお勧めします。
おはようございます桜花さん
いつも思うのですが、自分は気をつけて果樹を植えている所(ミツバチの重箱設置)を手作業で草抜きをしていますが、ご近所さんが農薬を使えば同じ事になりませんか?と言う事がきになります。ミツバチに「あそこは農薬散布してるから行っては駄目よ」とは言えませんからね。でも1kmほどは飛んでいくんですよね。みなさんどう思います?
たまねぎパパさん、桜花さん、こんにちは。
私は毎日蜜蜂に「農薬がある所には行かないでね。」と言い聞かせていましたが (^_^)a 大根や野沢菜の成長期に農薬に暴露し数えただけで1,200匹死にました。底板を引き出した時に『ドサッ』と黒い塊りが落ちて来た時は何が起こっているのか理解できず、呆然としてしまいました。周りが全て畑なので、そこで暴露したのだと思います。
恐ろしいのは「農協で指導されている方法を守っているから大丈夫。」とか「時間が経てば効果がなくなって食べる部分には移行しない。」と思っている事です。
蜂はダメだけど人は大丈夫という保証が崩れた時では遅いですしね。
農薬散布の時期には巣箱を移動したり巣門を閉じたり皆さん苦労されています。大規模な農薬散布なら事前に通知があるかもしれませんが、個人の農家が点在している地域ではそうもいきません。
1200匹数えましたか?(@_@)
1km圏内に何件の農家があるでしょうか、いつ散布したかわかりません。s.e5さんが記載された様に基準の3倍となるといけませんが、私の蜂蜜も測っていないのでわかりません。もしかしたら超えているかもしれません。確かにJAの言う事を信じて作っている方がほとんどではないでしょうか。安全な農薬にしてほしいですね。
ネオニコチノイド系農薬は末恐ろしいものがあります。
オルトランがどうなのかは分かりませんが、上記添付日誌の蜂場では現在にいたっても幼虫が育たない状態が継続しています~(;_;)/~~~
他から健全群を移動させたものの群勢は衰えてしまいまさした。身の毛もよだつ悪魔の物質です☠️
よくこんな物を認可したもんですね。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。